補助金が採択されるために、絶対にハズしてはいけないコトってなんだと思いますか?
書き方のコツ・・・と答える方も多いと思いますが、実は最も大事なのが目的をちゃんと押さえることなんです。
補助金の目的はなぜ大事か?
知ってる人だけが得をする補助金・助成金獲得のコツ
7月の話ですが、じつはこのテーマで東京商工会議所のセミナーに登壇させていただきました。
東京都の創業助成金のしめきり前だったからか、たくさんの方に参加いただきました(^^♪
その場でもお話したのですが…
計画書の策定支援をしていて、目的ってあまり理解されてないなあと思うことが意外と多いんです。
それぞれの補助金には目的があって、公募要領や専用サイトに書かれているのですが、
実はさらっと見過ごしちゃっている
補助金は、国の予算、つまり税金が出所になっています。
税金を使うわけですから、それ相応の大義名分が必要なんですね。
なので、目的を正しく理解していないってことは・・・
最初から補助金の審査の土俵には上げてもらえないということなんです。
私たちは申請支援の時に、真っ先に目的に合ってるかを探しに行きます。
おそらく審査員もそうかなと思っちゃうんですよね。
採択されるということは、この目的に向かって取り組んでね。皆さんの事業活動がその目的を果せそうだね。売り上げが上がりそうだねって、まあ、太鼓判をしてくれるみたいなものでしょうか。
補助事業に取り組んで、それによって利益が増え、その利益の一部が税金となって戻ってくる。だから補助金として出しますよってことだと思うのです。
目的は具体的にどう読み込むか?
では、その目的について、具体的にみてみましょう。
1.小規模事業者持続化補助金(一般型)の場合
公募要領の「事業の目的」にはこう書いてあります。
本補助事業は、持続的な経営計画に基づく小規模事業者等の地道な販路開拓等の取組(例:新たな市場への参入に向けた売り方の工夫や新たな顧客層の獲得に向けた商品の改良・開発等)や、地道な販路開拓等と併せて行う業務効率化の取組を支援するため、それに要する経費の一部を補助するものです。
小規模事業者持続化補助金といえば、この地道な販路開拓です。
これはもう覚えてください(笑)
そして、上の文章をもっと分解してみましょう。
わかりますか?
このように目的には具体的なキーワードがちりばめられているんです。
「持続的」「地道」「新たな市場」「売り方の工夫」「新たな顧客層の獲得」「商品の改良・開発」「業務効率化」です。
2.小規模事業者持続化補助金(低感染リスク型ビジネス枠)の場合
本補助金事業は、新型コロナウイルス感染症感染防止と事業継続を両立させるための対人接触機会の減少に資する前向きな投資を行い、ポストコロナを踏まえた新たなビジネスやサービス、生産プロセスの導入等の取組を支援するため、それに要する経費の一部を補助するものです。
低感染リスク型の目的は、一言でいうと、対人接触機会の減少です。
そして、キーワードは、「感染症対策防止」「事業継続との両立」「対人接触機会の減少」「前向きな投資」「ポストコロナ」「新たなビジネスやサービス」「生産プロセスの導入」
このように、それぞれの補助金・助成金の目的しっかりと押さえて
そこに書かれているキーワードをあぶり出したいですね。
申請書の書き方のコツ
キーワードをあぶりだしたたら、ここからが申請書の書き方の重要なポイントです。
申請書を書くときは、これらのキーワードを意識的に入れていきましょう。
目的を、ちゃんとわかっているよとアピールするんです。
最後に
補助金の公募要領って、ホントに長くてイヤになりますよね。
すべてのページを読みこむのは大変です。
でも、どの補助金も、この目的のところはあまりしっかりと読み込まれてないことが多い。
申請支援をしていても、最初からボタンを掛け違っているように感じてしまうものです。
申請書の書き方で、もったいないなあと思うことは他にもたくさんあります。
前回、東京商工会議所で、セミナーが好評だったので、少しでも皆さんにお伝えできるといいなと思い、
オンラインセミナーを企画しました。よかったら遊びにきてくださいね(^^)/
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